ゆめメモ まとめ編

 今年夏〜現在に至るまでのゆめメモの下書きが溜まっていたのでこの場で供養します。

誤字乱文許してクレメンス。

 

 ショッピングモール編

ショッピングモールを一人徘徊していると小綺麗な服装の女性がショーウィンドウに釘付けになっていた。店員と熱心に話をしている。近くで息子と思わしき男の子が退屈そうに床にしゃがみこんでいた。気になったので遠くから眺めていると「そんなにお腹が空いたのなら一人で行ってくればいいじゃない!私は忙しいの、どっか行って!」と女性の怒号が聞こえてきた。男の子は号泣しながらあてもなく駆け出した。私は慌てて男の子を引き止め、その子の手を繋いで母親の元に行き「私、今時間があるのでこの子とご飯を食べに行っても良いですか?ア、怪しいものではないです…!私もお腹空いているので…。」と不審者ムーブをかます。どう考えても怪しまれそうだったが、母親は「いいわよ、これ連絡先。お店から出たら連絡して。」と承諾してくれた。高圧的な態度に恐縮しっぱなしの僕は終始男の子の手を強く握りしめ、手掌には手汗が滾っていた。男の子に「何食べたい?」と聞くと小声で「ハンバーグ。」と返ってきたので、さわやか(ハンバーグ店)に行く事にした。現在地が静岡県か否か、夢の中故定かではないが、私の中でハンバーグならさわやかしかないだろうという確固たる思いがあったのだ。ショッピングモール内のさわやかへと向かったが、レストラン街への通路が封鎖されていた。別のルートを探そうとした瞬間足元が崩れ、気がつくと瓦礫の上にいた。男の子は瓦礫に挟まれ、すでに呼吸は止まっている。その場で呆然としていると母親が現れ、「うちの子になんて事を!どっか行って!」とヒステリックに喚き散らした。

 

 

 オペラおばさん

 学校にいたので夢の中の私はおそらく学生だったのだと思う。窓から見える空の色は紫色で気味が悪かった。全校集会が体育館で行われるとのことでクラス別に体育館への移動が始まっているところだった。自分の教室も教師から移動の指示が出たため、体育館に向かう。道中誰かの歌声が聞こえてきた。体育館への渡り廊下は何人もの生徒が倒れ込んでいる。私は生徒の屍を乗り越え体育館の重い扉を開いた。すると中には他の生徒の姿は無く、大柄な中年女性が佇んでいた。女性は私と目があった途端歌を唄い出した。日本語ではない、イタリア語かな?まるでオペラ歌手のような堂々とした立ち振る舞いで聞き惚れていた。しばらくすると気分が悪くなり、体育館から出ようとした。すると女性は宙を舞い飛びかかってきた。なんとか扉を押さえたところで夢から覚める。よくよく考えるとその女性、モデルは高校時代の顧問だったと思う。

 

 

怪しい山

 目が覚めると僕は手足を縛られた状態でベンチに寝そべっていた。バス停らしいが当たり一面山しか見えず、どこにいるのか全く見当がつかない。頭をどこかで打ち付けたのか、頭痛が酷かったためそのまま横になっているとボロ布を纏った男がやってきた。「おや、外の方ですか…誰かに連れてこられてしまったみたいですね?」手早く手足の紐を解いてくれた。「見つかったのが私でよかったですね、ここは人殺しの村なんです、余所者は殺されます。一刻も早く出ないとあなたも殺されるでしょう。特にキツネのような目をした女と会ったが最後…。ある宗教団体がこの村を操っているのです。狂っている…。」僕は身の危険を感じ、このまま歩いて山を下りますと男に伝えた。すると男は「山全域が村なので途中で私のように他の村民に見つかって捕まるでしょう。ここは村長に相談をした方が良い、村長は毎日決まった時間に山を下るので村長の車に乗せてもらえるよう私からもお願いしておきます。」男の協力の元、村長と私で車に乗り込み、いざエンジンをかけた瞬間、車窓からキツネのような目をした女が覗き込んできた。その瞬間僕は死を覚悟した。女は固まった笑顔のまま「村長のお客さんでしたか、気をつけておかえりを。」と一言残し、どこかへ去っていった。村長も顔が引きつっている。そのまま村長とは一言も会話をせず山を下った。車から降りると村長から「次はない。二度とここへ来てはいけない。」と言われた。

 

 

東京と似て非なる異郷

  共にいたフォロワーが布団を被ったまま身動きが取れなくなり、40.8度の熱を出したため病院に行かねばと慌てて2人で外に出た。屋外は激しく吹雪いており、歩いて向かうのは不可能と判断した。この世界に電車はなかったため、首都高速道路で病院に向かおうと思ったが、道路の一部区間が寸断されており、通行禁止状態になっていた。我々はやむなく仮設立されたロープーウェイに乗り込んだ。吹雪のせいで激しく揺れたため私も段々気分が悪くなる。降車駅に辿り着くと私は吐いていた。気分不快から立ち直った頃辺りを見回すと、共にいたフォロワーの姿が無い…慌てて走り出した。気がつくと伊勢丹の中のガチャガチャコーナーに迷い込んでいた。